有利子負債資本コストとは、企業が銀行などからの借入れや社債発行によって資金を調達する際にかかるコストのことです。
このような資金調達の際には企業は利息を払いますが、この利息率が有利子負債資本コストにあたります。
金利は税務上「損金」として算入されることで、課税対象利益が減額されるという節税効果があるため、
有利子負債資本コストの計算式は以下のように実効税率も加味したものになります。
有利子負債資本コスト = 「借入金利」×(1 -「実効税率」)
この指標はWACCの計算にも使用され、企業価値評価や投資判断の際に重要な役割を果たします。新規事業/事業刷新の財務法務に関するお問合せはこちら:DSDS Inc. - 新規事業/事業刷新の財務法務