貸借対照表は、企業の財政状態を示す重要な財務諸表の一つです。
具体的には、ある一定時点での企業の資産、負債、純資産の残高を一覧で示したものです。
貸借対照表は以下の要素から成り立っています:
1. 資産: 企業が所有する財産や権利です。これには現金、預金、有価証券、建物、土地などが含まれます。
2. 負債: 企業が支払うべき借金や義務です。
3. 純資産: 企業自体の資本です。これは株主からの出資や企業が稼いだ利益などから成り立っています。
貸借対照表の左側には資産が、右側には負債と純資産が表示されます。
そして、貸借対照表の基本的なルールは、資産の総額と負債と純資産の総額が一致することです。
つまり、以下の式が成り立ちます:
資産の部の合計 = 負債の部の合計 + 純資産の部の合計
このバランスが取れていることが、企業の健全な財務状態を示す一つの指標となります。
また、貸借対照表を分析することで、企業の資金調達状況や資金運用状況を詳しく理解することができます。
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